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OSが異なるPCでのUSBメモリを使ったデータ移動

Windowsで作ったデータをUSBメモリに保存して、Macに移動させて作業したり、逆にMac からWindowsに移動したい場合もある。USBメモリメモリの問題点を理解して、両OS間でのデータのやりとりをスムーズに行う方法を紹介。

WindowsとMacではOSの仕様に大きな差があるため、両OS間でファイルのやりとりをUSBメモリ経由で行う場合は、色々な制約があることに注意しなければならない。
例えばMacからWindowsgへファイルを移動させた場合、Macでは通常表示されない不可視ファイルが作成される。これはWindowsMacで採用しているファイルシステムに遣いがあることが原因。
Macで作成したファイルはファイル本体とは別に、ファイルに関する詳細情報のデータ部分を記銀した、ファイル名の前に「._」がついたファイルが作成される。Windows作業する上では必要のないファイルなので、消してしまっても問題はない。ただし「.Trashes」「.Ds _Store」は消してもすぐにまた作られてしまうので、放っておこう。消せないモノ以外はセキュリティの問題上、出所が判らないファイルがあるとウイルス発見の遅れに繋がるので削除してしまうほうがいい。

USBメモリは、通常、最初から「FAT32」形式でフォーマットされている。しかし「FAT32」にはファイル名として使える文字数は半角255文字までという制限がある。もしファイル名が制限を超えた長さの場合、USBメモリにうまく移動させられなかったり、移動できてもファイルが正常に認識できなかったりする。その場合は、USBメモリに移動させる前に、ファイル名を短くするなどして制限を回避しよう。FAT32には他にもいくつか制限があり、移動できるファイルの容量が最大4GB までというファイル容量の制限取最大32GBまでしかFAT32形式にできないという制限、USBメモリ一の番上の階層に作成できるファイルが65535個まで(ファイル名を半角8文字+拡張子で作成した場合)などの制限がある。
USBメモリに移動させるときは、制限に引っかからないようにファイルを作るか、「NTFS」形式などのフォーマットに変更しよう。
ただしNTFS形式でフォーマットした場合、通常のままではMacでは読み込み専用になるのでWindowsからMacへの移動専用になってしまう。

Windows→Mac、Mac→Windowsへのデータ移動には最低限こうした知識が必要になる。

最近などは、タブレット→PC間の移動などの需要も増えているが、こうしたスマホにも使えるUSBメモリが登場している。8GB、16GB、32GBをラインアップしている。

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